Worksへ戻る

立川市庁舎 Tachikawa Civil Center

庁舎機能としての、市民行政サービス、議会スペース、市民のためのスペースと大きな駐車スペースが求められた。新しい庁舎として、行政や議会のスペースもなるべくオープンなものを目指し、ガラスによって奥まで見通せるような広大な一つの空間を計画した。市庁舎のまわりの平たい大地には、起伏がなく、風景が感じられない。それぞれの機能が分棟化されてしまうのでなく、機能と空間に合わせて、浮き沈みするスラブによって、ひとつの地形になるような建築を構想した。段丘上の屋上庭園を自然エネルギーの活用スペース、または、市民の憩いの自然の森となることを望んだ。