塩尻市民センター、図書館 shiojiri civil center
図書館、市民センター、集合住宅の3つの柱を積層するのでなく、3つのらせん状に構成した。3重螺旋は、ただ重ねるのでなく、間にボイド螺旋スペースを取り、その場所が市民の自由な活動の場となるよう計画されている。また、平面的には、南側に子供コア、東側にシニアコア、西側に青少年コア、北側にビジネスコアを貫通させている。子供コアでは、こども読書スペース(図書館)、親子コーナー(市民センター)、ファミリータイプ住戸(集合住宅)、ビジネスコアではSOHO住戸、シニアコアでは、高齢者用住戸を配するなど、縦のつながりを年齢層で分けている。螺旋状の水平のつながりとコアのたてのつながりが絡み合い、立体的な新しい構成を提案した。